2022
06.03
高齢女性を狙う悪質商法 ヘルパーは発見と防止も~『入浴福祉新聞 第85号』より~
従事者向け
『入浴福祉新聞 第85号』(平成15(2003)年11月15日号)より
過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。
発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。
高齢女性を狙う悪質商法 ヘルパーは発見と防止も
マジメに商売をしようとしても、経済状況がニッチもサッチもいかなくなったためか、悪質商法が依然と後を絶たないどころか、痴呆性高齢者や知的障害者ら社会的な弱者をターゲットにする悪質商法が激増しているそうだ。
言葉巧みに、法外な金額の布団や浄水器や健康食品などを買わせるのだが、全国にある消費者生活センターなどに寄せられる被害相談は、5年前に比べて3倍にもなっている。
この相談件数激増の背景には、訪問系の介護福祉が充実し、要支援者や要介護者らの被害を訪問介護者などが察知するケースが多くなったためともいわれる。これからも、援助を必要とする人の生活全体を見守る姿勢で、詐欺まがいのセールスに騙されないよう、助言をお願いしたい。
とりわけ、[70歳以上の一人暮らし女性]に被害が集中していることを覚えていてほしいものだ。
※発行当時の原稿をそのまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。